花粉症に負けない身体を作る
花粉症は、5人の1人の国民病だが、都会での比率が高いことを考えると4人に1人、あるいは3人に1人というのが実感、という人もいるだろう。これだけ花粉症の人が増えれば、花粉症対策のためにあらゆる手段が講じられるのもの。科学的根拠のあるものから、民間療法まで、あらゆる花粉症対策の中から、効果の認められるもので続けても副作用がなさそうなものを選んで紹介します。
1.生活習慣の改善
花粉症は、免疫系が誤動作するアレルギーのひとつ。アレルギー全般は、これで解決という対処法はないが、生活習慣の中でアレルギーを悪化させるものと、少しでも改善に効果のあるものがある。だとしたら、少しでも改善につながる生活習慣を心がけるのが、花粉症に対抗する道といえそうだ。
まず、適度な運動をすること、ストレスを溜め込まないこと、助ェな睡眠をとること。これは、アレルギー云々の前に健康的な生活を送る上で必要なことなので、なるべく心がけるようにしたい。これらはすべて免疫系を正常化するのに役立ってくれる。花粉症は免疫系の桝磨A誤動作だから、免疫力を高めるのは逆効果なのでは、という疑問を持たれる方もいるかもしれないが、実情は違う。免疫系は、1枚岩ではない。つまり、ヘルパーT細胞だの、B細胞だのが活躍する免疫反応とは別に、ウィルスや異物を片っ端からやっつけるNK細胞=ナチュラルキラー細胞(生まれついての殺し屋?)という、勇ましい名前の免疫細胞がある。このNK細胞が活性化していると、IgE抗体を作り出すTh2細胞の働きが抑えられるらしい。つまり、ここでいう免疫力を高めるというのは、NK細胞を活性化させること。笑うと免疫力が高まるなどというときも、NK細胞が活性化することを指している。
運動で最も効果的なのは歩くこと。しっかり花粉をガードして、花粉の舞っていない朝方を選んでウォーキング。あるいは1駅くらい歩いて通勤する。
アロマセラピーの考え方を取り入れて、アロマバスやハーブティーを試すのも効果的だ。夜の寝酒の代わりに、カモミルティーを飲むというようなライフスタイルに切り替えるのにもいいチャンスである。
2.食生活
食生活でアレルギーに効果的なのが、肉を減らして魚と野菜を重点的に食べること。肉類のタンパク質が、Th2細胞を活性化させるという考え方だ。腸は、人間の身体の中にあるが、口から肛門に至る管と考えると、実は外側である。そのため、腸の内側には、多数の免疫細胞があるとこが知られているが、これが未消化の動物性タンパク質を異物と認めてしまう。そこで、Th2細胞が活性化、そうして増えたTh2細胞がスギ花粉にも反応するというわけである。花粉症にヨーグルトが効くというのも、同じ理由で腸を健康に保っていればTh2細胞が活性化することがない、という理屈だ。
動物性タンパク質という点では魚も同様だが、魚の脂にはDHAやEPAが含まれており、これがアレルギーに効果があるといわれている。
野菜は、ベータカロチンやビタミン類の補給に。粘膜を強くしてくれる働きがあり、免疫系を正常に保つ働きがあるという。野菜ではないが、八百屋に売っているものでは、キノコ類もアレルギーの緩和に有効とされている。また、植物由来のタンパク質、つまり豆腐や納豆などの大豆製品、いも、穀類は細胞膜を強くする働きがあるとされている。
こうした食生活のシフトは、花粉症ばかりでなく多くの生活習慣病の蘭hにも役だってくれるのは、いうまでもないだろう。
また、リノール酸を多く含む植物油も撮りすぎるとアレルギーを引き起こすといわれている。油では、えごま油(ごま油ではない)やシヶ
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